AUDI TT D


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2025年12月27日
フロント左 ドラシャブーツの交換

       インナー、アウター共に、軸部周辺が切れた。ブーツを発注したが、インナー側が取り寄せ品となり3週間掛かった。
       アウター側 : マイレ製  8N0498203
       インナー側 :febi製 FEBI38343


 


       開梱すると、febi製は、ブーツ、バンド、グリースは入っていたが、Cリング( ベアリング部と軸部 )が
       入っていない。それに比べ、マイレ製は入っていた。普通、リング類は交換品なので同梱されていると思ったが。


       ハブボルトを外す。無駄な力は掛けたくはないので、ジャッキを使う。右側と異なり、こちら側は3回ジャッキアップしないと
       ( 一回のジャッキアップで、80度弱回る )人力では回せない程締まっていた。





       タイヤを外し、レベライザーのリンクを外す。





       トラックロッドエンドとロアーボールジョイントを外す。序に、邪魔なスタビリンクも外して置く。


 


       ロアーアームを、伸ばし切った伸縮式スピンナーハンドルを用いて押し下げ、ハブからロアーボールジョイントを
       切り離す。ハブ アセンブリを振って、アウター側を引き出す。





        インナー側は、slip−on jointなので、ミッションケースとドラシャの連結部にタガネを差し込み
        ハンマーで一発。 開いた部分に、バールを差し込み抉ってドラシャを引き出す。


        下赤丸が、裂けた所。 軸側に力が掛かっているのが解る。





       液体硬化ゴムで補修したが、やはり補修レベルに過ぎなかった。 一回走れば、亀裂が入ってしまう。






       さて、最も嫌な作業に入る。まずは、インナー側から。
       インナージョイントを外すと同時に滴下するグリース。粘度は低く既に寿命だ。ブーツを切り取る時も、跳ねない様に
       注意しないと、グリースが飛び散る。





        グリースを取り除いた後、ベアリングを抜く。 インナー側は、一旦終えてアウター側に取り掛かる。





        ブーツを切り裂くと、こちらの状態も同じ。 





        グリースを除去する。 この時、不要となった歯ブラシが有ると便利だと思う。





        新グリースを注入後、アウターブーツをインナー側から差し込み、ブーツバンドで締結する。





        ブーツが切れる場所は、バンド端と解ったので、ブーツ端から少しでも離してバンドを締結した。





        アウター側が終わったので、今度はインナー側。 ブーツを軸に入れて置いて、ベアリングを叩き込み、Cリングで固定。
        そして、新グリースを注入し、ブーツを被せて、バンドで締結する。
        その際、アウター側にも処理したが、バンドとブーツの接触部にラバーグリースを薄く塗って置いた。
        新グリースを塗布しても良いが、黒色なので塗り過ぎてしまうので、下のラバーグリースを使用した。





        インナー側で塗布した部分が下の赤で囲った所。





        ブーツに捩れが無いようにして、バンドを締結して終了。







< 備忘録 >


        現在使用しているブーツクランププライヤーは、柄が短い。握力が下がったので、長い物に変えないと駄目だ。
        パイプ延長の手も有るが、この工具のカシメ部が寿命。







        さて、ドラシャ整備で次に嫌な作業が、装着だ。 febi製には、Cリングが入っていなかった。 交換しないで
        ミッション側のスリーブに、スンナリ入るだろうか。 下の様に、Cリングの外形はスリーブ径より大きい。
        Cリングの空いている口を上に向けて、硬めのグリースでシャフトの中心に持って行く。そして、ミッションのジョイントに
        水平に差し込み、叩き入れるのだが  .......  これが、中々上手くいかず、非常にイラツク。
        このリング無しだと、ハンドルを一杯切った時、スリーブがスライドして、抜ける恐れが有る為の対策なのだが
        もうちょっと、作業のし易いリングを使ってもらいたいと思うのは、私だけだろうか。





        5回やってみたが、失敗。 もう、手が痛くなったので、本日は止め。



2025.12.28 日 更新



        グリースを変える。手持ちで、最も硬いグリースをタップリ塗って、Cリングの外端を、軸外端に合わせる。
        これで、ジョイント挿入時にCリングは動かないだろ。軸を水平にしてジョイントに差し込み、今回は3kgの
        ハンマーで打ち込む。 ほっ  一発で入った。

        後は、アウター側をハブ アセンブリに差し込めば、ほぼ終了。右側のドラシャをやった時は簡単に入ったのだが
        左側は入らない。ロアーアームを押し下げて、ハブ アセンブリをドラシャ側に移動させるのだが、どうしても
        ロアーボールジョイントが当たってしまい入って行かない。さらに、ボールジョイントのブーツを傷付けてしまいそうだ。
        これは、ボールジョイントを外すしか無さそうだ。





        アライメントが狂うので、やりたくは無いが仕方がない。固定部にマーキングをして、外す事にした。





        結構硬く締まっているので、ロングレンチを使用した。





        これで、アウター側とハブ アセンブリは結合出来た。 再度、ボールジョイントをロアーアームに取り付けて
        ロアーアームを押し下げ、ハブアセンブリと結合。 やれやれ、左側は疲れた。

        アライメントの確認は、後日。





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