| インナー、アウター共に、軸部周辺が切れた。ブーツを発注したが、インナー側が取り寄せ品となり3週間掛かった。 アウター側 : マイレ製 8N0498203 インナー側 :febi製 FEBI38343

開梱すると、febi製は、ブーツ、バンド、グリースは入っていたが、Cリング( ベアリング部と軸部 )が 入っていない。それに比べ、マイレ製は入っていた。普通、リング類は交換品なので同梱されていると思ったが。
ハブボルトを外す。無駄な力は掛けたくはないので、ジャッキを使う。右側と異なり、こちら側は3回ジャッキアップしないと ( 一回のジャッキアップで、80度弱回る )人力では回せない程締まっていた。

タイヤを外し、レベライザーのリンクを外す。

トラックロッドエンドとロアーボールジョイントを外す。序に、邪魔なスタビリンクも外して置く。

ロアーアームを、伸ばし切った伸縮式スピンナーハンドルを用いて押し下げ、ハブからロアーボールジョイントを 切り離す。ハブ アセンブリを振って、アウター側を引き出す。

インナー側は、slip−on jointなので、ミッションケースとドラシャの連結部にタガネを差し込み ハンマーで一発。 開いた部分に、バールを差し込み抉ってドラシャを引き出す。
下赤丸が、裂けた所。 軸側に力が掛かっているのが解る。

液体硬化ゴムで補修したが、やはり補修レベルに過ぎなかった。 一回走れば、亀裂が入ってしまう。

さて、最も嫌な作業に入る。まずは、インナー側から。 インナージョイントを外すと同時に滴下するグリース。粘度は低く既に寿命だ。ブーツを切り取る時も、跳ねない様に 注意しないと、グリースが飛び散る。

グリースを取り除いた後、ベアリングを抜く。 インナー側は、一旦終えてアウター側に取り掛かる。

ブーツを切り裂くと、こちらの状態も同じ。

グリースを除去する。 この時、不要となった歯ブラシが有ると便利だと思う。

新グリースを注入後、アウターブーツをインナー側から差し込み、ブーツバンドで締結する。

ブーツが切れる場所は、バンド端と解ったので、ブーツ端から少しでも離してバンドを締結した。

アウター側が終わったので、今度はインナー側。 ブーツを軸に入れて置いて、ベアリングを叩き込み、Cリングで固定。 そして、新グリースを注入し、ブーツを被せて、バンドで締結する。 その際、アウター側にも処理したが、バンドとブーツの接触部にラバーグリースを薄く塗って置いた。 新グリースを塗布しても良いが、黒色なので塗り過ぎてしまうので、下のラバーグリースを使用した。

インナー側で塗布した部分が下の赤で囲った所。

ブーツに捩れが無いようにして、バンドを締結して終了。

< 備忘録 >
現在使用しているブーツクランププライヤーは、柄が短い。握力が下がったので、長い物に変えないと駄目だ。 パイプ延長の手も有るが、この工具のカシメ部が寿命。

さて、ドラシャ整備で次に嫌な作業が、装着だ。 febi製には、Cリングが入っていなかった。 交換しないで ミッション側のスリーブに、スンナリ入るだろうか。 下の様に、Cリングの外形はスリーブ径より大きい。 Cリングの空いている口を上に向けて、硬めのグリースでシャフトの中心に持って行く。そして、ミッションのジョイントに 水平に差し込み、叩き入れるのだが ....... これが、中々上手くいかず、非常にイラツク。 このリング無しだと、ハンドルを一杯切った時、スリーブがスライドして、抜ける恐れが有る為の対策なのだが もうちょっと、作業のし易いリングを使ってもらいたいと思うのは、私だけだろうか。

5回やってみたが、失敗。 もう、手が痛くなったので、本日は止め。
2025.12.28 日 更新
グリースを変える。手持ちで、最も硬いグリースをタップリ塗って、Cリングの外端を、軸外端に合わせる。 これで、ジョイント挿入時にCリングは動かないだろ。軸を水平にしてジョイントに差し込み、今回は3kgの ハンマーで打ち込む。 ほっ 一発で入った。
後は、アウター側をハブ アセンブリに差し込めば、ほぼ終了。右側のドラシャをやった時は簡単に入ったのだが 左側は入らない。ロアーアームを押し下げて、ハブ アセンブリをドラシャ側に移動させるのだが、どうしても ロアーボールジョイントが当たってしまい入って行かない。さらに、ボールジョイントのブーツを傷付けてしまいそうだ。 これは、ボールジョイントを外すしか無さそうだ。

アライメントが狂うので、やりたくは無いが仕方がない。固定部にマーキングをして、外す事にした。

結構硬く締まっているので、ロングレンチを使用した。

これで、アウター側とハブ アセンブリは結合出来た。 再度、ボールジョイントをロアーアームに取り付けて ロアーアームを押し下げ、ハブアセンブリと結合。 やれやれ、左側は疲れた。
アライメントの確認は、後日。
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