| GNDの肝を点検。 ここの接触次第で、電子系トラブルの発生頻度が決まり、 瞬発力にも差が出る。 締結されていると言っても、経年変化で必ず抵抗値が上る事を忘れてはならない。
例えば、TT購入後、エラーを頻発していた。エラーの出たセンサーをチェックするも正常。 エラーも毎回異なった所で出る始末。 バッテリー マイナス端から繋がるシャーシアースのボルト締結を確かめたが、固く締結されていた。 しかし、エラー頻発の原因は GND以外にないと考え、ボルトを緩めて結合端を見ると、見事に酸化していた。 これを修全した後は、エラーは発生していない。 当然の事ながら、エンジンの調子も、すこぶる良くなった。
兎も角、電気の基準点が ふら付いたり、上昇していては、真面に動かなくなる事を肝に銘じるべき。
エリのGNDポイントは、3箇所。 マニュアルには、その場所が示されているが、実際は微妙に違っている。 赤丸で示した所が実際の 場所なのだが、ロータスの工場によって異なっているのかも知れない。
この中で、最も気を付けなければならないのが、バッテリー マイナス端子からボディにアースされる所。 ここは、電流密度が一番高い。 故に、ここに接触不良が有れば、即アウトとなる。 バッテリーの搭載位置を変えていなければ、下図の@の位置。 私の場合、バッテリーをフロントから助手席後部に移設しているので、Aの位置となる。 次に電流密度が高いのが、下図のA。 最後に、Bとなる。

まず、最重要なAから見ていく。 下赤丸のポイントには、バッテリー マイナス端子からのケーブル( 白色 )が来ている。 太い黒色のケーブルは、エンジンブロックから、 細く黒い2本は、ECU絡み。

ここのボルトを外す。 ボルトのネジ部 & ワッシャー、 ステップドワッシャーの汚れ 酸化が酷い。

紙やすり、ワイヤーブラシで汚れを落とした後、接点復活剤を吹いて置く。

ケーブル端子の状態も悪い。 同様に処理。

また、端子だけでは駄目。 ケーブルと端子が圧着されている部分にも、接点復活剤を吹き入れる。

驚いたのが、下の結合部。 ボルトを取り外した直後の写真が、左。 ステップドワッシャーと接するボディの表面が粉をふいていた。 この粉を拭き取って軽く紙やすりを当てたのが、右。 表面に凸凹が見えると思う。 指で触った感じでは、100μm程の凹凸。
これは、エレクトロ マイグレーション。 LSIの世界では見掛けるが、マクロで見るのは初めてだ。 如何に電流密度が高いかが解る。 ここは、表面を整えるしかない。

次に、Bの部分( ECU 側 )を、チェックする。 まあ、ここも やり辛い所に有る。 一見、埃まみれではあるが、腐食は酷く無さそう。

ボルトを外して見ると、ボディ側の表面は光り輝いていて問題は無し。 ただ、端子は下の様に酸化していた。 これも処理。

最後に、@のフロント部。 ここは、左程腐食は無かった。 バッテリーを移設した分、電流密度が低い為だろう。 ただ、HIDとか、その他オプション品のGNDを一点に纏め過ぎた。 ( 一点アースも考えもの

ポイントを、2箇所に分けた。

これで、GNDは完璧か。
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