| 暖機運転の時間が長い、走行中の液温が68℃〜70℃、渋滞で止まると90℃に達するか未満と、異常な状態。 この状態になったのは、ここ1,2ヶ月。 これは、サーモスタッド以外に原因は無い。
2024年04月27日にLLCは交換、その後の走行距離は1,000km未満なので、抜いたLLCはそのまま使用する。 ( 捨てるのが楽なのだが、環境汚染が非常に気になる為
さて、サーモスタッドの位置をマニュアルで確認すると、やり辛い所に有るね。 まずは、Charge Air Pressure Control Systemを外す。これで、サーモスタッド ハウジングが見える。ボルトは、M10/枕頭6角の組み合わさった物。問題は、下側のボルトへのアクセスだ。

サーモスタッド ハウジングに繋がるパイプを外す。 下写真の黄色丸の所に、問題のボルトが有る。 その手前に、オルタネータが有り、これが邪魔。 流石にオルタネータを外す気にはならないので、赤丸のコネクタ 矢印のケーブルを外して、手前方向に避けて作業空間を作る。
注意 : ケーブル、コネクタを外す前に、バッテリーの +端子は、外して置く事。

ケーブルは、オルタネータの下部で、下左黄色丸のホルダーで保持されている。これを止めているのが、下右黄色丸の ナット。 ( M8だったかと思う ) 鏡で見ないと解らない。

ケーブルを避けると、下の様に下側のボルト周りの空間が出来る。

取り外す空間を確保出来れば、下の工具でサーモスタッド ハウジングは取り外せる。 六角ソケットを使うより 低頭のヘックスソケットを使った方が、やり易い。 緩んだら、ユニバーサル アダプターで取り外す。

Oリングを取り外し、サーモスタッドを取り出す。

交換品が、下。 純正品と同じ、87℃。

交換前に、サーモスタッドが収まるエンジンブロックの口回りを、ワイヤーブラシを用いて錆びを落とす。 そして、サーモスタッド ハウジングのOリングが嵌る部分と、Oリングにシーリング剤を塗布した後、組み上げる。

組み上げ後、Charge Air Pressure Control Systemを取り付ける前に LLCを注入して、漏れが無い事を確認する。確認後、全てを組み上げ、エンジンを掛けウォーターポンプを 動かして、LLCの適正量、漏れが無い事を確認して終了。
まず交換後の暖機運転で、明確に違う事は、水温の上昇が早い。サーモスタッドが開き始める温度が正常になった様だ。 これで、燃費も上る。
< 後記 >
整備して、気になる所を載せて置く。
1.オルタネータ バッテリーに繋がるラインの酸化。( 白く見える物が酸化膜 抵抗成分の為、 電圧降下が発生 → バッテリーへの供給電圧低下 → バッテリーへの供給電流低下 端子の発熱 → レギュレータ破壊( = オルタネータ故障
対策 : ワイヤーブラシで酸化膜を除去後、端子防腐剤を塗布して締結。

< 酸化膜 除去後 >

2.ウォーターポンプ サーモスタッド横には、ウォーターポンプが有る。指で触って、ガタが無いかを確認する。

3.サーモスタッド比較 形状は違えど、87℃版。

ドライヤーで軽く温める(40℃ぐらい)と、開いてしまう純正品。 既に寿命だった。


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