AUDI TT B
2025年03月08日
メーター不具合 何回目だ ?
フランス製のメーターに、又しても不具合が発生した。今回の不具合は、液温計の針 照明用のLEDが点灯していない。
LEDか抵抗のいずれかに異常が発生している。
あてにならない液温計だが、大まかな状態は知りたいので、針が見えないと ちょっと不安になる。
何回目だろう ? メーターをバラスのは ...... はっきり言って、面倒だ。 ( カス メーター
下の赤丸が、LEDと抵抗になる。
まず、LEDを確認する。テスターで、ダイオード測定に設定してプローブを当てると、LEDは点灯する。
となると、抵抗か。 301なので300Ω、テスターで抵抗端を計ると確かに300Ωとなる。
しかし、抵抗の一端からLEDに繋がるまでの抵抗を計ると、抵抗値が揺れていた。 これは、半田不良だ。
抵抗の一端を半田で熱すると、抵抗が基板から剥がれたので、反対端の半田が取れていた事が解る。
しかし、この抵抗は大きい( 5mm×2.5mm )。5025サイズなので、0.75(w)の規格。
LEDに、大きな電流が流れる筈は無い。そこで、各部の電圧を計ったのが、下の回路となる。
抵抗の電圧降下は、9.4(V)ー7.8(V)=1.6(V)。
抵抗は300Ωなので、電流は、1.6(V)/300Ω=5.3(mA)。
となると、この抵抗で消費されるパワー(W)は、1.6(V)*5.3(mA)=0.0085(w)
お解りの通り、こんなに大きなチップ抵抗を使う必要は全く無い。
大きなチップ抵抗を実装するには、それなりの実装技術が必要。 さらに、基板が捩じれるとか歪んだ時、大きい
サイズのチップ抵抗は破壊されやすい。 何故、このチップ抵抗を使ったのだろうか ??
1005サイズ( 1mm×0.5mm )で十分だ。
さらに、基板の設計も変。このデカイ抵抗を実装するランドなのだが、分割されていて、実際に半田が乗るエリアは
非常に狭い。これじゃ、半田不良になるのも当然だ。 対策として、分割されたランドを半田で埋める。
このサイズの抵抗は、全てランドが分割されているので、全て半田で埋める。
また、LEDの端子にも半田を流し込んで置く。
< オリジナル > < 改善後 >
この際、不具合を起こしそうな所は、徹底的に潰して置く。
スイッチの導電体の洗浄。 ここも、接触不良を良く起こす。
LCDの表示欠けの原因となる、端子も洗浄する。
メーターを組み立てた後、メーターのコネクタを繋いでVCDSでエラーをクリアーする必要が有る。
メーター単体で電源を投入すると、メーター絡みで下の様なエラーが出る。 これらをクリアーする。
そして、最後にアウトプットテストを行い、各針のリセットを行って終了。