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2026年02月02日
ステアリング センターのズレ 

       ステアリングのセンターが右に傾いている。直線道路では、気にはなるのだが、始終ステアリングを切る田舎道では
       気にはならないので、放置状態だった。
       ステアリングを外した事も有るが、スプライン1山未満のズレの傾きなので、これが原因ではない。と、なると ...
       トーの変化が原因と考えられる。 以前、フロントロア アームのボールジョイントを交換しているが、これが原因か ?
       しかし、タイロッドエンドは外したが、ロックナットには触れていないしな。タイヤの状態も正常だし。
       現状のズレ具合は、どう見てもトーのズレとしか  .....  思えない !

       面倒だが、アライメントを計測する。面倒なのは、欧州車の殆どはボルト固定式で、ハブにスタッドボルトが無いので
       計測するには、固定の為の1.5mmピッチのボルトが必要になる。そこで、注文したが、1.75mmピッチが来る始末。

       なので、工夫をした。 ボルト頭には円筒形の溝が有り、Φ10mm。手持ちにΦ10mmのアルミ棒が有った。
       これを利用して、ボルト頭に打ち込んで測定治具を固定した。また、スマートはボルト3本で固定されているので
       この内の2本を外しての測定も危ない。










       用意を済ませて、計測に掛かる。 まずは、フロントとリアのトレッド差 : 40mm(片側)





        < 備忘録 整備マニュアル >


        フロントアクスルとリアアクスルのトーイン量は、車両レベルに依存します。
        車両レベルが異なるため、以下の手順でトーイン量表に基づいてトーイン量規定値を決定する必要があります。
        電子式傾斜計を用いて、フロントアクスルまたはリアアクスルのレベルを決定します。
        レベル値は、電子式レベル計によって小数度(Romess値)でのみ表示されます。
           フロントアクスル
              トーイン量許容値は±0° 18'です。
              個々のトーイン量許容値は±0° 09'です。
           リアアクスル
              トーイン量許容値は±0° 20'です。
              個々のトーイン量許容値は±0° 15'です。
              左右のトーイン量差は最大0° 30'です。

           例:
              前車軸のレベル:3.0°(傾斜計で読み取った値)
              トー角合計値:0°48'(トー角合計表から算出)。


        と、書かれているが、電子傾斜計は、フロントアクスルの平板に取り付けて計測している。前記の車両レベルと有るので
        車高か ? と 思ったが .....





        参照する表は、角度となっている。 一体 何なのだ ? 全く理解出来ない。






         読み進めて行くと、下の数値が出て来たので、これに合わせる事にした。


         フロント トー : +0.09°( トーイン 片側)
         リア   トー : 0°

         フロント キャンバー : +0.18°
         リア   キャンバー : −2.0°




        さて、調整に入る。

        まず問題のフロント右 トーを計測する為、リアに設置した基準を、内側に40mm移動させセット。 
        結果 : +0.35°と、大ズレ。
        ズレ量は、0.26°と、ステアリングの傾き具合と、ほぼ一致していた。





        ロックナットを、19mmスパナとモンキーを用いて緩め、12mmでタイロッドを回して調整する。










< 調整後 フロント右 トー >




        ここで終わらせる訳には行かない。全てを見てみる。 フロント左 トーは、狂っていなかった。


< 測定値 フロント右 トー >





        次は、リアの調整。フロントに設置した基準を、外側に40mm移動させセット。






        リアは、左右共ほぼ同値で良かったのだが、規定値とは異なっていた。調整しようとしたが .. 出来ない構造だった。
        まあ、同値で有るので、このままにする。


< 測定値 リア左 トー >


< 測定値 リア右 トー >




        順序は逆だが、測定したキャンバー値を載せて置く。 規定値と多少異なるが、このままにする。

          フロント右 : +0.45°  フロント左 : +0.45°
          リア  右 : −2.7°   リア  左 : −2.7°


        調整を終えて試運転をすると、ステアリングは、ドンピシャのセンターとなった。





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